富士吉田側、上部の大沢下りで大滑落してから、怖いエリアだった富士山スキー。ところが、
一昨年、友人に誘われるままに行った富士宮側。ここで、快適な滑りが出来た。友人等と再訪
を誓っていたが、昨年は、強風の為、5合駐車場で敗退。先週は荒天で中止となかなか行けな
い富士スキー。会の若者に誘われ須走側に行く事になった。

メンバー：ＫＴ氏、ＫＭ氏、M

【コースタイム】

5/17（土）：座間（14：30）→富士山　須走5合駐車場

5/18（日）：須走5合駐車場（6：30）→3300m付近（12：30〜:50）〜須走5合駐車場（14：30）

5/18　

本日は天気は良さそうだが、雲が気になる。

みやげ物屋の前を通る正規の登山道を行く。有料トイレ（200円）で身軽になり、スキーを担ぎ
歩き出す。登山道に入ると直ぐ雪が出て来た。今年は残雪が多いらしい。

つぼ足では時々もぐるが、ほとんどの人がつぼ足の為、トレースに助けられ、高度を上げる。
先を見ると、左手の斜面から10人ぐらいの団体が登って行く。我々とは違う取り付き？から入
ったようだ。（駐車場からブル道に入ったらしい）

雲の中に入り込む時間帯も長い。晴れると強烈な日差しに汗だくになるが、ガスに捲かれると
一転寒くなる。　体力の無さは自覚しているが、もうバテバテ。若者についていけない。

山頂にはまだ1時間ほどかかるようだ。３３００ｍ付近で今回は下山にかかる。向こうに吉田側
八合の鳥居が見え、登山者が行列をなしている。静かな須走側とは大違い。

ＫＭ氏。ここ数年山スキーに付き合ってくれ、今年も八甲田や鳥海、猫岳などあちこち同行して
くれている、たのもしい若者。

先ほどの雲海に突入し、数ターン毎に位置確認。

気温上昇の為か、スキーがもぐり危険な雪質になってきた。夏道は左に見えるが、駐車場まで
滑れそうな右のブル道から沢筋へ向かう

夏道よりは滑れたようだが、沢筋は雪が断続と成り、やがてガレ滝にでくわす。歩いておりれ
たが、尾根筋のブル道が正解のようだ。この滝の下で、20人ぐらいのオバサン・オジサン軍団
に出くわす。この時期だけ現れる幻の滝を見に行く（徒歩30分？）と言って、左手の斜面を登っ
ていった。幻の滝って？ナニ？

第三駐車場から見た取り付き。左の沢筋も右のブル道も、雪は此処までは無い。

富士山は吉田側と富士宮側しか知らなかったが、須走側は人が少なく、静かで良い、何度か
来る事になる予感がする所だった。

●富士山　須走トレース

電池がLOWになってたせいかデータ断続。下山ルートが不明だが、おおよそ、ブル道をくだり、
沢筋にある断片の軌跡に入り沢を下って行くと、駐車場が左手に見えてきます。

地図の作成に当たっては、国土地理院長発行の数値地図25000(地図画像)

及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用し、カシミールで作成しました