鹿島槍ヶ岳・爺が岳

鹿島槍ヶ岳・爺が岳　2023年7月

●鹿島槍ヶ岳・爺が岳

・2023/7/28-30　晴れ時々雨
・人数計：3人　K、M、T
・コース
7/28　柏原新道登山口6：40～八ッ見ベンチ～7：30/8：30～駅岬8：58/9：07～種池山荘キャンプ場（泊）12：20
7/29　種池泊地4：07～爺が岳中峰5：30/35～冷池山荘6：58/7：07～鹿島槍ヶ岳南峰9：05/17～北峰10：00/15～
　　　　布引山11：45/56～冷池山荘12：53/13：15～種池キャンプ場（泊）15：37
7/30　種池泊地6：42～柏原新道登山口10：07

合計　　　　行動時間23：00　　距離26.3㎞　登り3050ｍ　下り3050ｍ　　休憩4：38h　歩数44777歩
　　　　　　　
参考
服　　F社下着、サポートタイツ、薄手山ズボン、山シャツ、ヘルメット、帽子、手袋、首日よけ
装備　2人用テント×2（ペグ20）、コンロ2（ﾎﾞﾝﾍﾞ中2、小1）、羽毛上下、シュラフカバー、ゴア雨具
食料　α米2、乾燥カレー3、カップ焼そば3、ミニトマト、キュウリ酢漬、スープ、コーヒー類、パン、ゼリー飲料、行動食類
　
・北海道山旅に行く前に、この鹿島槍ヶ岳計画を組んだ。
種池、冷池のテント移動も考えたが、重荷をもっての移動と冷池テント場が小屋から遠い事を嫌い、
種池キャンプベースとなった。
テントサイトもweb予約なのでTさん大活躍！
初日にTさんが熱中症、翌日は約12時間行動とハードであったが何とか登れた。

急遽、北海道山旅が入った為、帰宅してから戻って1週間たたず。
身体も心も疲れているが、Tさん百名山（今回で98座目）を目指し行きました。
Kさんが同行して頂けるので心強い。

●7/28　　晴れ夕方雨　
柏原新道登山口の橋先の簡易トイレがあるスペースに駐車。出発時は既に満車。
登山ﾎﾟｽﾄに届をだす。30分ほどで休憩。さらに30分ほどの
八ッ見ベンチでTさんの顔色、唇が白くなり、ぐったりして熱中症と思われた。
塩タブレット、給水。Kさんが地図で扇ぐ。1時間ほどで何故か回復。荷を2～3ｋほど引受、歩き出す。
顔中覆う日よけやヘルメットで頭部が暑すぎた為かもしれない。　出来る限り外し、その後症状は出なかった。
Tさんの顔色見ながらゆっくり歩く。　それでも昼には種池キャンプ場に着き、ビールを何時に買うか悩む。
テント場は長方形に区画され、通路なく、張綱注意で歩行。
基本ペグ使用との事で20本以上持ってきた。
が、小屋で無料レンタル可能だったので、ケチな爺はペグは借りて、ビール担げばよかったと悔やむ。
水を各1L無料に加え、追加購入し（200円/L）合計５L程確保。
有名なピザは販売時間に間に合わずだが、我慢できず2時ごろビール、チューハイ（1100円）を買い求める。
受付大混雑で、買ってテントに戻るころから振り出し、やがて大雨。
テント場も次第に埋まってくるが大雨で設営も大変そう。
我々は夕食の準備を始める。　
定番の乾燥カレーとα米、ミニトマト、キュウリの酢物、ポテトサラダ、ウズラ玉子で夕食。
軽量化の為、乾燥食品にした。　
お湯を沸かし注ぐだけなのでガスの使用量は少ない、ボンベは中小、各1個で良かったかなと、担げない爺は悔やむ。
Ｔさん、Ｋさんとも飲酒しないので、申し訳ないですが、雨音をつまみに一人乾杯

・7/29　晴れ　　
2時半起床で4時過ぎに出発。準備は遅いが手慣れてきた。
これから向かう爺が岳、対岸の針の木などにヘッドランプの明かりが点滅。皆早い。
爺が岳南峰、中峰と山頂を踏む。心は鹿島槍ヶ岳に有るせいか淡々と進む。
気温はまだ低いのでTさんも順調に進んでいる。冷池小屋でトイレ休憩（ﾁｯﾌﾟ100円）。
布引山まで意外と長いが冷池キャンプ場の先はお花畑。雷鳥もいたので、やや癒された。
ばてたころ鹿島槍ヶ岳南峰着、休憩もそこそこに北峰に向かう。
冷池小屋で抜かれた柏原新道登山口からの日帰り女性と交差。
岩とガラ場のミックスのこの下降は、転落したら止まらぬ急峻な斜面。神経を使う。
Kさんのサポートのお陰かTさんも順調に来る。
北峰につく頃はガスに包まれキレットはおろか南峰も見えない。そのせいか雷鳥が直下に現れた。
戻りも同ルートだが、南峰へは登りになる為か順調にもどる。
時々、雲の切れ間にキレット小屋が少しだけ見える。
南峰、布引山と丁長場だが、お花畑にいやされる。
テント場を過ぎ、冷池山荘でトイレ休憩。冷えたコーラを購入、なんとか息を着く。
爺が岳への登り途中でオニヤンマの歓迎を受け、撮影会。
さらに、行きは全く気が付かなかった、爺が岳中峰あたりのコマクサ群落に癒され種池に戻る。
テント場はさらに密になったが、本日もビール、チューハイ、水を買い求め祝杯。
カップ焼きそば、スープ、ミニトマト、ウズラ玉子で夕食。

・7/30　晴れ　
3時起きだが、小屋前のテラスでコーヒーとパンの朝食。夜明けを眺めながら、ゆっくりする。
余裕があるのが良かったか、初日のカメ足が嘘のように早く下山した。
薬師の湯で汗を流し、本日帰るKさんを見送る。

柏原登山口　登山届だします　　　　　　　　種池キャンプ場は四角い区割。日曜はほぼ満員