久住山　０９年１2月

　　　　　　　　　九重山　２００９年１２月

＊年末は天気悪いとのことで、冬山装備で望んだ、アイゼンも活躍し、風の強さに九州の山も侮れんと思いました。

・山行名：【九重山・久住山】
・コース： 12/28　牧ノ戸峠Ｐ7:10/8:40－九重山(久住)11：00－
　　　　　　　　　　　避難小屋（休憩20分）－中岳12：25－牧ノ戸峠14：40→

●12月28日（雪）　―６℃（牧ノ戸峠）

道の駅ゆふいんから雪道を走り、牧ノ戸峠（トイレあり）に到着。
駐車場には１台の車が停まっているのみ、登山口を確認すると昨晩の雪で
トレースも消えている。昨日は行けたら坊ヶツルまで縦走できたらな～等と言っていたが、
現在は雪が降っていないが、曇っていてテンションが上がらない、
ゆっくりと準備をしていると、車が２台到着し次々と出発していった。

　雪の牧ノ戸峠　　　　峠Pから直ぐの登山口　　氷結道に直ぐアイゼン　　先が見えず風も強い

四国は仕方ないにしても、暖かい所を求めて九州までやって来たのに、
まるで冬山登山・・・こんな筈では無いと思っていた！？

整備された登山口を進み、傾斜がきつくなった所でアイゼンを着ける。
展望もあまり無く、避難小屋で小休止し黙々と進むと、下山してきた人から、
山頂は風速１５～２０ｍ位あるので、気をつけるように言われる。

　　稜線もおぼろげ　　　　　　　凍る標識　　　　　　　有難い避難小屋　　　　　　　凍る樹木　　

高度が上がるにつれて風が強くなるが、どうにか久住山山頂（1786.5ｍ）に到着。
記念写真を撮るのも撮られるのも必死で早々に下山し、再び避難小屋に着くと
２組の登山者が居た。ホッとして地図を開いた所で、最高峰の中岳に登らなかった事に気付く、
少しでも早く強風から逃れることしか頭に無くなく、周回コースに行くのも
すっかり忘れて下りてしまった。

気合を入れなおして　再び久住分かれまで登り返し、中岳に向かう。
トレースは有るがガスの為時々迷いながら進むと、御池全体が氷結しており
とても幻想的な景色が現れた。

　　久住別れもガス　　　　　　強風の久住山山頂　　　　　　中岳山頂

　

そこから程なく、最高峰の中岳（1791ｍ）に到着。
先程と同じように、写真だけ撮って早々に来た道を戻る。
再び御池に着くと、凍っている湖面を恐る恐る歩いてみたり、山頂よりものんびりしていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　凍る池　　　　

またまた避難小屋に寄ると、3組と一匹の可愛いワンチャンで賑わっていた。
そのワンチャンは美容院でカットしたばかりの髪が寒そうで、防寒着を着、
アウトドア用のソックスと靴も履いていた。　
カットする前に登れば良かったのにな～、などと人事（犬事）ながら思ってしまった。

　　　　　　　　　　　　　内部は白ﾍﾟﾝｷ塗りの避難小屋　　　何処かの方がワンチャン連れて・・・・・

　　　下山中は時々晴れ間も　　　　この木はなに？
　　　

　　　　
　　　　　　笹の雪道　　　　　　　　　雪の梯子　　　　　　　やっと見えた牧ノ戸峠
　　

避難小屋を後にして、登山口が近づくに従い天気が快復し青空も見えてきた。
駐車場に着き、翌日は何処に登るか検討。
天気が比較的良さそうなので、祖母山・阿蘇山の2座に決定。